

2003年10月に、京都大学でのプレベンチャー研究「生体組織の常温長期保存液の創製」が科学技術振興機構から採択され、2年6ヵ月にわたり研究開発を進めてきました。プレベンチャー期間の終了に伴い、研究を継承し事業化に向けてさらに開発を推し進めるため、2006年3月新会社「株式会社バイオベルデ」を起業しました。
京都市上京区御車道通清和院口上る東側梶井町448番地5
クリエイション・コア京都御車213号
緑茶ポリフェノールは、動物細胞の増殖を抑制でき、造血幹細胞では長期間増殖停止後赤血球等に正常に分化させることができ、ヒト間葉系幹細胞の常温保存効果があることを見出した。また、生体組織を未凍結状態で長期間保存できるという特性を持つことが、基礎研究を通じて明らかとなった。さらに、緑茶ポリフェノールを従来の細胞培養液や保存液に添加することで、生体組織が未凍結状態で細胞の活性を維持したまま数ヶ月保存できる特性が解明された。加えて、細胞や組織にポリフェノール処理を行うことにより、免疫抑制効果の可能性も見出された。
これらを踏まえて、未凍結状態での細胞、組織および臓器の長期保存を可能にするばかりでなく、移植用生体組織、臓器の免疫抑制効果を有する新しい保存液を開発し、その臨床応用を目指している。また、ポリフェノール(エピガロカテキンガレート)の心筋保護薬や抗真菌薬としての創薬へと開発を進める計画である。