

当社との共同開発により1986年にグンゼ株式会社が国産初の外科用生体吸収性縫合糸の製造承認を厚生労働省より取得しました。
これを受け、当社は、その原料であるポリグリコール酸(PGA)のサプライヤーとして
国産初の医療用生体内分解吸収性ポリマーの製造を開始しました。
その後、PGAの量産化へと拡張するとともに、1996年には生体吸収性骨固定材の原料であるポリ-L-乳酸(PLLA)の製造を、
1997年には生体吸収性モノフィラメント縫合糸の原料であるL-乳酸/
ε-カプロラクトン共重合体(LCL)の製造を開始するなど、
医療分野で広範な生体内分解吸収性ポリマーの開発・製造に積極的に取り組んできました。
現在、当社の医療用生体内分解吸収性ポリマーはISO 13485に適合した設備で生産され、
“
BioDegmer®(バイオデグマー)”のブランドで全世界に供給しています。