


当社は、高度な医用高分子化学の専門的技術を生かし、歯科関係を含む幅広い医療分野での製品開発に取り組んでおり、原材料サプライヤーとしてのみならず、医療機器分野における製品の開発・製造を行っております。

放射線滅菌により発生するフリーラジカルの生成を抑えることで、超高分子量ポリエチレンの物性を改良し、耐摩耗性に優れた人工関節摺動部材の製造技術を開発しました。この関連特許を米国バイオメット社に対しライセンス(技術供与)し、同社では2005年3月に米国FDAの承認を取得、この技術を活用した第二世代の人工関節製品の販売を開始しました。

独自の製造プロセスによるメンブレン(多孔質膜)を製造し、大手歯科医療機器メーカーに供給しています。このメンブレンを使用することによって、歯周病で失われた歯周結合組織の再生が誘導され、またこのメンブレンは生体内分解吸収性で治癒後に除去のための再手術をする必要がなく、患者に優しい画期的な歯周病(歯槽膿漏)の治療方法として注目されています。
これに加えて、現在GBRメンブレン(口腔外科用顎骨再生膜)の開発にも取り組んでいます。

熱可塑性樹脂による義歯床部材としてポリメタクリル酸メチル(PMMA)を主成分とし、射出成型タイプで、残留モノマー量を大幅に減少させた人体に優しい義歯床用材料“アクリショット®”を開発しました。
当社は、2004年1月に厚生労働省より製造承認を取得、2005年3月に京都府より医療用具製造許可を取得し、早期の販売を目指しています。