


当社との共同開発により1986年にグンゼ株式会社が国産初の外科用吸収性縫合糸の製造承認を取得しました。これを受け、当社は、その原料であるポリグリコール酸(PGA)のサプライヤーとして国産初の医療用生体内分解吸収性ポリマーの製造を開始しました。
その後、PGAの量産化へと拡張するとともに、1996年には生体内分解吸収性骨固定材の原料であるポリ乳酸(PLLA)の製造を、1997年には生体内分解吸収性モノフィラメント縫合糸の原料である乳酸/カプロラクトン共重合体(LCL)の製造を開始するなど、広範な生体内分解吸収性ポリマーの開発・製造に積極的に取り組んできました。

国内最大のサプライヤーとして、20年以上にわたり、生体内分解吸収性マルチフィラメント縫合糸用PGAを供給してきました。
PGA系縫合糸は、手術後2週間程度で強度が50%近くまで低下し、また約3ヶ月経過後に体内にて分解吸収されるという特徴を持ち、世界の医療現場で最もよく用いられている生体内分解吸収性の外科用縫合糸です。原材料のPGAは非常に繊細なポリマーであるため常に高レベルの品質を求められ、当社では、常に製造技術や品質の向上に積極的に取り組み、お客さまからは長年にわたり高い評価と信頼を得てきました。
生分解性ポリマーの代表であるポリ乳酸の骨固定材への用途開発にいち早く取り組み、この用途に最適な物性を持つポリマーの製法と製造技術を確立しました。現在、国内外の医療機器メーカーに供給しております。
モノフィラメント縫合糸に適した強度と柔軟性を兼ね備え、かつ残存重金属量の少ないL-乳酸/ε-カプロラクトン共重合体の独自開発を行い、モノフィラメント縫合糸やその他医療用製品原材料として供給しています。
グリコール酸/乳酸共重合体(PGLA)やポリジオキサノン(PDO)など幅広いポリマーの開発・製造を進めています。現在、縫合糸や血管拡張管、組織再生用スキャホールドなどの新たな用途開発に取り組んでいる医療機器メーカーに対し信頼できるパートナーとなるべく精力的に研究開発・製造に取り組んでいます。