

小林製薬株式会社(本社:大阪府、社長:小林 豊)と京都大学発バイオベンチャー企業の株式会社ビーエムジー(本社:京都府、社長:河西 実)は、本年4月に共同開発契約を締結し、株式会社ビーエムジーが独立行政法人科学技術振興機構の革新技術開発研究事業として支援を受けて研究開発している新しい医療用接着剤の製品化を、共同で進めることになりましたので、ご報告申し上げます。
現在、日本国内で使われている医療用接着剤は、血液凝固作用を利用した血液製剤のフィブリン糊が主流で、100億円以上の市場規模があります。しかし、血液製剤の為、社会問題にもなっているC型肝炎等のウイルス感染リスクを完全には払拭できず、より安全性の高い医療用接着剤が求められています。
開発を進めている医療用接着剤は、医薬品や食品の増粘剤として使われている「デキストラン」と、食品添加物「ポリリジン」が原料として使われ、非血液・非動物由来でウイルス感染等の危険性がありません。また、生体内での分解速度を任意にコントロール出来る特徴も有しており、患部の治癒後は早期に分解・消失する理想的な医療用接着剤になります。
既に、京都大学等に協力を頂いた動物実験では、フィブリン糊と比較して同等以上の効果が確認されています。
今後、両社はこの安全性・有効性が高い本医療用接着剤の早期薬事承認取得を目的に、数年後には臨床治験を開始する計画です。薬事承認取得後は、株式会社ビーエムジーが製造を行い、小林製薬株式会社の医療機器部門にて国内独占販売を行うことで両社合意をしております。
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